蝶番とは  川喜金物(株)

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丁番とは

丁番(蝶番)とは 丁番とは開き扉や蓋などの開く扉(もしくは蓋)を支え開閉できるようにする部品をさしま...

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丁番とは


丁番(蝶番)とは

丁番とは開き扉や蓋などの開く扉(もしくは蓋)を支え開閉できるようにする部品をさします。
ヒンジと呼ばれる事もあります。
語源は形状が蝶に似ている事によります。番(つがい)はつなぎ目の部分という意味があります。
古くはテフツガイの言葉がある様に昔から親しまれる金物になります。






1、丁番の分類

・扉やドアなど大型扉などに使用される建具用丁番と、家具や店舗什器などに使用される家具用丁番があります。

・カブセ扉用   :家具扉の見た目をスッキリとした印象とする為に使われます。
・インセット扉用 :ガラス扉などはカブセ扉にしても枠部分を隠す事は出来ず安全性の面からも
          扉を家具の内側に収まる様に作るインセット仕様が使われる傾向になります。

それぞれの分類の中でも木製扉用、ガラス扉用、鉄扉・アルミフレーム扉用もあります。
弊社では家具向けの丁番を多数在庫しております。カタログ掲載品の建具用丁番も在庫があります。




2、建具用丁番の種類

平丁番          :一般的な左右対称の丁番です。(2M以上の長丁番もあります)

一枚物長丁番(ピアノ丁番):ピアノのカバーに使われている丁番で、
               建具・家具のどちらでもよく使われています。
               一般的な平丁番の形状で最大2400mmの長さまで用意しています。

旗丁番          :取付側と扉側がそれぞれ左右に分かれたもので、
               羽根の高さが全体の約半分になっているものを指します。
               羽根部分が旗のように見える事から旗丁番と呼ばれています。
               扉を閉めた際に羽根が上下で重なり扉と枠の隙間を小さく出来る為
               室内ドアに多く使用されています。

二管丁番         :上記の旗丁番も含みますが、取付側と扉側がそれぞれ左右に分かれたもので
               取付側と扉側の羽根の高さが同じ丁番です。
              
フランス丁番       :上記同様取付側と扉側がそれぞれ左右に分かれたもので
               なつめ丁番とも呼ばれる装飾用の丁番です。
              
隠し丁番         :扉を閉めた状態で、丁番が見えないように取付側と扉側を
               それぞれ埋め込んで取り付られております。
               扉が閉まっている状態では扉がある事が判らない様な作りにする事も可能で
               高級な扉に使用されています。
              
ガラスドア丁番      :ガラスにはネジ止めできない為、ガラスを金物で挟み込んで
               扉を開閉出来る様に作られています。




3、家具用丁番の種類

平丁番             :一般的な左右対称の丁番です。
                  弊社では家具用の平丁番を多数用意しています。

二枚合わせ長丁番        :一般的な平丁番の形状で120~1800mmの長さまで用意しています。

スライド丁番          :扉を閉めた状態で、丁番が見えないように取付られたもので
                  家具扉に多く使用されています。

アングル丁番          :スライド丁番が使われる前まではよく使用されていた丁番で、
                  左右の開き扉で正面から家具を見た際に
                  側板部分を扉でかぶせる(隠す)様な作りに使用される丁番です。
                  上記スライド丁番の普及により亜鉛ダイカスト製のアングル丁番は
                  各メーカーで廃番商品が多数出ています。
                  隙間を無くすため家具に堀込んで使用されていますので、
                  取替の際は同じ丁番が無ければ穴埋めを行うか
                  扉を新しく作り直す必要があります。

ミシン丁番           :平丁番と似ていますが、軸心部分が短いのが特徴で埋め込んで使用すると
                  取付側と扉側がフラットにする事ができます。
                  昔ミシン台でよく使われていた丁番です。

ドロップ丁番          :テレビボードなど前蓋の扉で下に向かって開く扉に
                  よく使用される丁番です。
                  ミシン丁番と同じ様な動きに使用されますが、
                  扉を閉めた際に底板部分を隠すカブセ仕様にする事が出来ます。

ピボットヒンジ         :昔ながらの丁番で軸部分が上下で別れており、
                  軸部分が家具の中に納まるインセット扉と軸部分を扉の外側に出して
                  カブセ扉で使用する丁番があります。

ルーター用丁番         :ルーターとは回転する刃物の事で、その回転する刃物を利用して
                  取付穴を製作する際、どうしても加工部分が丸い形となる為、
                  その形に合わせた丁番です。(機械があれば簡単に加工が出来ます)

キャビネット丁番        :キャビネット=収納家具の扉に使用される丁番で、
                  弊社では木製扉に使用する丁番を用意しています。
                  丁番は上下で使用し左右勝手で向きがそれぞれ逆向きになっており、
                  上下で左右各1個を使い1枚の扉を作る事が出来ます。

ガラス丁番           :ガラス扉で使用する際は、ガラス面にはビス止めが出来ない為、
                  フェースプレート(化粧板)と呼ばれる
                  ネジ穴加工されているプレートを用意し、
                  扉裏側になる丁番側からプレートのネジ穴で挟み込んで
                  ガラス扉を固定してガラス扉を作ります。

ガラス用軸吊丁番        :ガラスにはネジ止めできない為、ガラスを金物で挟み込んで
                  軸受けを家具の内側に埋め込んで使用する
                  インセット扉に使用されています。
                  キャッチ機能が無いため(扉がプラプラの状態)
                  マグネットキャッチとマグネット受け座を併用して使用されます。

旗丁番             :取付側と扉側がそれぞれ左右に分かれたもので、
                  羽根の高さが全体の約半分になっているものを指します。
                  羽根部分が旗のように見える事から旗丁番と呼ばれています。
                  扉を閉めた際に羽根が上下で重なるため、
                  隙間が小さく室内ドアに多く使用されています。

二管丁番            :上記の旗丁番も含みますが、
                  取付側と扉側がそれぞれ左右に分かれたもので、
                  取付側と扉側の羽根の高さが同じものを指します。

フランス丁番          :上記同様取付側と扉側がそれぞれ左右に分かれたもので、
                  なつめ丁番とも呼ばれる装飾用丁番です。

隠し丁番            :上記同様扉を閉めた状態で、丁番が見えないように取付られたもので、
                  扉側と取付側も埋め込んで取り付られており
                  扉が閉まっていると扉がある事が判らない様な作りにする事も可能で、
                  高級な家具に使用されています。

グレビティヒンジ        :扉を開くと螺旋状にせり上がり、
                  自重で自動的に閉まる扉に使用されています。

リンクスヒンジ(LINXヒンジ):普通の丁番は開く際軸部分で回転する様に動きますが、
                  リンクスヒンジは扉を開閉する際に扉は回転することなく
                  水平を保ったまま開閉する事が出来る画期的なヒンジです。
                  高級な家具に使用されています。


如何でしょうか、蝶番には非常な種類が沢山あり弊社でも多数の商品を在庫しています。
こちらよりご覧ください。


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