ステーとは(フラップステー・フリーストップステー)
ステーとは 扉や蓋などを開く際に、所定の角度で開くのを制限したり、そこで止めて支えるための金具です。...

ステーとは
扉や蓋などを開く際に、所定の角度で開くのを制限したり、そこで止めて支えるための金具です。
扉の急激な閉まり方を和らげるブレーキやソフトクローズ機能が付いたものがあり、
任意の位置で扉を止めるフリーストップステー(ワンウェイトルクステー)と呼ばれるステーなどもあります。
扉の操作を快適に操作するのに、役立つ金物です。
基本的には丁番と一緒に使います。
このページではフラップステー・フリーストップステーについて紹介いたします。
1、扉の開き方
2、フラップステー
2-1、フラップステーとは
弊社のフラップステーは、上開き扉を開いた状態で固定させるステーを指します。
1本使い用のフラップステーは商品の個体によって開くときの角度にバラつきがあり
左右で使用してしまうと、扉を上手く閉める事が出来なくなる事がある為
右もしくは左のどちらか1本で使用する際にお使いください。
スプリング式フラップステーはスプリングの力により、扉を軽く持ち上げ保持します。
(スプリングステーは必ず左右の2本で使用する様にしてください)
2-2、フラップステーの選定方法は
それぞれ扉の重量により商品の選定が必要になります。
扉重量(kg)x9.8xLwh(mm)(およそ扉の半分)÷Lh(mm)(扉側のステーの取付位置)=圧縮荷重(N)
(2本使用の場合は上記の倍のトルクになります)

1本使い | 2本使い | 解除方法 | lh | 圧縮荷重 | |
L-195 | 〇 | × | 全開時解除 | 86.2 | 147N |
L-270 | 〇 | × | 全開時解除 | 105.8 | 147N |
LB-215 | 〇 | 〇 | 全開時解除 | 91.8 | 147N |
LB-290 | 〇 | 〇 | 全開時解除 | 102.9 | 147N |
LB-350A | 〇 | 〇 | 全開時解除 | 129.9 | 245N |
フラップステーはこちら。
3、フリーストップステー(ワンウェイトルクステー)
3-1、フリーストップステー(ワンウェイトルクステー)とは
調整式ワンウェイトルクステーは上開き扉、上蓋用のフリーストップステーです。
今までのフリーストップステーは扉を持ちあげる時に負荷(トルク)が掛かり軽い扉でも
重たく感じてしまう欠点がありました。
調整式ワンウェイトルクステーは扉を開く時の負荷(トルク)が無くなり、保持する際のトルクのみ機能する為
扉を軽く開く事が出来任意の位置で扉を止める事が出来ます。
但し、他のステーと同様にステーに合うかどうか計算が必要となります。
3-2、フリーストップステー(ワンウェイトルクステー)の選定方法は
扉重量(kg)x9.8x丁番軸部分から扉重心までの長さ(およそ扉の半分)(M)=8.1(N・m)以下
(2本使用の場合は上記の倍のトルクになります)
それぞれの商品に適した扉にお使いください。
フリーストップステー(ワンウェイトルクステー)はこちら。
参考資料